四の葉の庭

ただのオタクがグダグダと感想とか考察的なものとかを書き綴るだけのブログ

希望

久々に言語化して感想残したい事があったので開いてみたら最後にブログ書いたの10ヶ月も前でした。感想の言語化サボりすぎ。

 

そんな訳で(どんな訳で)今回はプロセカの話です。散々Twitterで呟いてるのにブログは書いた事なかったんですよね、そもそも書いてる数が少ないんですけど。

 

『イフ』3DMVゲームサイズ公開! - YouTube

筆をとる原因になった「元アイドル3人とアイドルを夢見る1人で結成されたプロセカに登場するアイドルユニット」の新曲「イフ」です。ヤバい、ヤバすぎる。

何がヤバいのかをこれから言語化していくのだが、これまでのモモジャンのストーリーのネタバレが含まれるのでこの先はその点を理解したうえで読み進めてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず最初に語るべきはやはり歌詞だろう。

毎回のことだが、プロセカはストーリーと楽曲の歌詞のリンクが本当に凄い。しかも今回は「つなぐPainful Hope」だけでなくこれまでのストーリーともリンクするものもあって、今のモモジャンだからこそ歌える曲になっている。

個人的に好きなものを抜粋して考察のようなものを書いていきたいと思う。

 

「当てもなく晴れを信じてる」「何度だって焦がれた」

この歌詞はアイドルに憧れ、50回オーディションに落ちても諦めなかった花里みのりそのものだ。今アイドルとして輝く彼女がこの歌詞を1人で歌うのはズルい。説得力が違う。

 

「「きっと」なんて願った」

衣装を着た、魔法をかけられたアイドルの日野森雫ならきっとできるとステージに立っていた彼女が今またこの歌詞を歌うことには大きな意味があるように思える。

 

「走れば月にも近づけるんだって」

バラエティの仕事を頑張ればユニットの為になる、アイドルとして輝けると信じて走り続けた桃井愛莉がここを歌うのだ。ステージに立って歌うだけがアイドルじゃないとファンに教えてもらった彼女が今ここに込めのはきっと否定ではなく肯定の意だろう。

 

だって誰も明日を知らないでしょ

今日がいい日じゃなくても、明日はいい日になるかもしれない。幾度となくそう語ってきた桐谷遥にふさわしい歌詞だ。この歌詞にあえて続きをつけるならきっと『だから明日を頑張る希望を届けたい』だろう。

 

「夢をもっと歌いたい」

ステージに立てなくなり、一度アイドルを引退した遥が今もう一度MORE MORE JUMP!としてステージに立ちこれを歌う。これもまた説得力が違う。

 

「歌じゃ人生も何もきっと救えない でも君の為に歌いたい」

この歌詞の話がしたかったというのが今回ブログを書き始めた理由のほぼ全てなくらいに好きな歌詞。イベントストーリーを経て聴く遥の「君の為に歌いたい」は泣かないほうが難しい。里帆の苦しみが分かるからこそどうしたらいいのかわからない、それでも里帆の為にできることをしたい、明日を頑張る希望を届けたい。そんな遥の想いがこれでもかと詰め込まれた歌詞。泣くだろこんなの。

またミクが歌うと違った聞こえ方になるのも好きなポイントだ。歌は初音ミクを構成するすべてだと僕は思っているので、そんなミクがこの歌詞を歌うのは存在意義を叫んでいるように聞こえる。歌い手によって解釈の変わる歌詞、良い。

ここの歌詞に限らず、ミクver. 月詠みver.はそれぞれモモジャンの歌うイフとは一味違うので是非すべてのバージョンを聞いてみてほしい。ただのオタクからのお願いだ。

イフ / 初音ミク - ニコニコ動画

月詠み『イフ』Music Video - YouTube

 

 

「生まれた意味も 死ねない理由も 未だにわからないけど」

これはこの歌詞単体というより最初「いつかは見つけられるかな」で始まりこれで終わるというのが良い。ファンの力を借りながら、希望を届ける方法を模索しながら進んでいくモモジャンにぴったりの歌詞の変化だ。こういう歌詞の変化が大好物なので思わずオタクスマイル全開になった。(プロセカは全く関係ないうえ3曲通じてになるが歌詞の変化という点で夏川椎菜の「パレイド」→「ファーストプロット」→「ハレノバテイクオーバー」が思い浮かんだ、気になる人は聞いてみてほしい。)

 

もうひとつ語りたいのはMVについてだ。こっちは上の歌詞についてと比べたらボリュームは控えめになってしまうが。

1番語りたいのはやはりみのりのモーションについてだ。初期のMVと比べて明らかに動きに余裕が生まれているように見える。モモジャンとして活動を続けてきた成果だと思うが、それをしっかりとMVのモーションに反映しているのが凄い。ありがとう。

またダンスの振り付けも好きで、ラストで遥が背中を押すような動きをするのが非常に良い。寄り添って背中を押してくれるアイドル、推せる。「君の為に歌いたい」の振りも遥を中心にそれぞれが違う方向を向いていてどこにいても届ける、届けたいという思いが込められている気がする。オタクの考えすぎかもしれないが。

 

新ステージ初の書き下ろし曲で新しいモモジャンを見せながらも、今までのモモジャンの要素もふんだんに詰め込まれており、モモジャンを好きで良かったと心から思った。

 

ストーリーの話なんかも書きたいところだが、既になかなかなボリュームになってしまったのでまたの機会に、それこそメインストーリーから順々に書いていきたい。

 

 

久々にブログを開いて過去のものを読んで当時思ったことを思い出せるのはやっぱりいいなと思ったので、今後プロセカ関連のものもどんどん書いて残していこうと思った。いくらでも書く内容はあるからね、頑張れ自分。

それでは今回はこの辺で。